よく耳にするSNS広告とは?SNS広告のメリットやリスティング広告の違いを紹介!

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はじめに

今ではほとんどの方がSNSを活用しており、複数のSNSにアカウントをもつ方も非常に多い時代です。

多くの企業もSNSの宣伝効果を重視するようになっています。

しかしSNSがここまで身近になってまだ10年程度です。

まだ、どのようにSNSで広告を打ち出せばよいかわからないという企業も多いのです。

そこで、ぜひ理解しておきたいSNS広告のメリットについてまとめました。

SNS広告同様、Web上の広告で注目されるリスティング広告との違いについても紹介します。

SNS広告とは?

SNS広告は、多くの方が普段から利用しているSNS媒体に広告を出すものです。

特に活用される媒体に、「Facebook」「Twitter」「Instagram」「LINE」があげられます。

近年ユーザーも増えているため見逃せないのが、「TikTok」です。

若い方を中心にトレンドを作ることもあり、宣伝したいサービス・商品によっては高い宣伝効果を見込めます。

もちろん、ただ闇雲に広告を見てもらえばよいというわけではありません。

SNS広告の特色をよく知ったうえで活用する必要があります。

SNS広告のメリット

「いいね」ボタンを押すなどの方法で情報を周囲のユーザーと共有できる・企業や有名人とも双方向のコミュニケーションが可能といった点で、SNSはインターネットをより身近なものにしてくれました。

広告をさらに多くの方に見てもらいたいと考える企業にとっても、大きなビジネスチャンスとなっています。

まずはSNSに広告を出すメリットはどこにあるか考えてみましょう。

メリットを知れば、より具体的な戦略を打ち出しやすくなります。

ターゲティングが詳細にできる

SNS広告を打ち出すメリットの1つは、配信時の設定で広告を見てもらうユーザーのターゲッティングが詳細にできる点です。

テレビCMでも、時間帯やスポンサーにつく番組などで見て欲しい方をある程度絞ることはできます。

しかしテレビ・新聞などのマスメディアは広い範囲に広告を見てもらえるのがメリットであり、年代・性別などの属性に特化した広告を打ち出すことは困難です。

その点SNS広告であれば、ユーザーの年齢層などをアカウントの登録情報から選んで配信できるメリットがあります。

ユーザーがどんな情報に興味をもっているかも、貴重な登録情報です。

ユーザーの興味・関心まで絞り込めるのは、SNS広告の非常に大きなメリットといえます。

費用対効果を合わせやすい

SNS広告は大規模な広告から期間・地域などを絞った比較的低予算の広告まで、幅広いニーズに対応可能です。

費用対効果を合わせやすく、大々的に宣伝したもののそれに見合う効果も得られず大きな損を出してしまうリスクは高くありません。

SNS広告のこの特性は、費用発生のシステムに理由があります。

クリック数やインプレッション数といったユーザーの反応で広告費が変動します。

そのため、広告が表示され費用は発生したのに全く見てもらえないという状況になりにくいです。

また、一日の広告費用・出稿数に上限を設けることで確実に広告費用を予算内におさめることもできます。

目的に合わせフレキシブルに広告を出せることが、ベンチャー企業・中小企業にもSNS広告が利用される理由です。

普段ユーザーが見ているところに広告配信可能

テレビでCMの時間にトイレに立ったり、You Tubeの広告動画をすぐスキップしたりする方は多くいらっしゃいます。

それは明らかに「広告である」と視聴者が認識しているためです。

一方SNS広告は、ユーザーが普段からチェックするタイムラインの間に自然に広告を挿入できます。

広告感が少ないのに、目につくところに表示させられるというのは、他の広告ではなかなか実現できないメリットです。

最近は芸能人が企業からお金をもらっているのに「広告」と明言せず、商品・サービスをPRする「ステマ」が広く認識されるようになりました。

SNS広告はステマの「ずるい」といったマイナスイメージを回避しつつ、広告感も少なくユーザーにアピールできる点が大きな強みです。

広告自体を拡散可能

インターネットで多くの人に話題が拡散する、いわゆる「バズる」ことに成功すれば宣伝効果がより大きくなります。

SNSはユーザーが投稿をリツイートなどの形で拡散でき、企業の広告も例外ではありません。

ユーザーにとって面白い・お得だと思う情報を投稿できれば、フォロワーがその他の方にも拡散してもらえる可能性があります。

広告配信対象外の方にとっては、拡散された投稿が「広告」ではなく知り合いのユーザーのタイムラインとして認識されるのも大きなメリットです。

拡散が大きくなれば、ネットニュースとして取り上げられる可能性まであります。

「バズる」のは決して簡単ではありませんが、SNS広告のもつ拡散性の高さは大きな魅力です。

SNS広告のデメリット

ここまでは、SNS広告のメリットについてみてきました。

しかしSNS広告には当然デメリットもあり、こちらも理解しておく必要があります。

実際に広告を出す前には、計画をよく練らなければなりません。

SNS広告のデメリットや、陥りがちな落とし穴について簡単に紹介するので参考になさってください。

特にはじめてSNS広告を出す際には、思わぬ失敗をしてしまうリスクが高まります。

SNS広告に強い代理店を見つけるなど、専門家の意見も取り入れながら計画を進めるのがおすすめです。

SNSによってユーザー属性が異なる

広告を出すSNSはInstagram・Twitterなど代表的な媒体だけでも選択肢がいくつもあります。

社交的な方・自らをアピールしたい芸能人などは多くのSNSを利用している場合もありますが、3つ4つとSNSをチェックする方はそう多くありません。

SNSによってユーザーの属性が違うため、相性の悪いSNSを選んで広告を出すと失敗してしまうリスクがあります。

LINEは現在国内ユーザー数ナンバーワンのSNSで、見てもらいたいユーザーに広告を見てもらえないという失敗はしにくいです。

一方LINEは年代・性別問わず幅広く活用されているため、LINE内でユーザーのターゲッティングをしっかり行わなければなりません。

場合によっては、ユーザー数がそれほど多くなくても、特定の属性をもつユーザーに強いSNSを選んで広告を出すほうが効果的なこともあります。

炎上リスクがある

SNS広告のメリットは拡散しやすさですが、これはデメリットと表裏一体です。

SNS広告が悪い意味で拡散する、いわゆる「炎上」になってしまうことは珍しくありません。

炎上に注意しながら広告を出すことは必須ですが、炎上リスクをゼロにするのは非常に難しいのです。

政治家・芸能人の投稿や有名企業の公式アカウントでも、炎上のネットニュースがたびたび流れます。

広告を出したい方の思惑が想定通りに受け取られない可能性もあります。

SNS広告では冷静な第三者の目で炎上リスクがないかチェックしてもらうことが大切です。

炎上後の対応を誤り、さらに炎上がひどくなってしまう例も多く見られます。

万が一炎上した場合の対策や謝罪の仕方についても、担当者や経営者はよく把握しておく必要があるでしょう。

運用コストがかかる

SNS広告は広告を一度出したあとの運用リソースが必要なので、紙媒体の広告や看板などと比べると運用コストがかかるのはデメリットです。

SNS広告だけでなくリスティング広告でも、このポイントは同様のことがいえます。

広告代理店に依頼するにしても、それなりの費用が発生することは変わりません。

SNS広告を検討するなら人件費なども含めある程度のコストがかかることを理解したうえで、運用前に予算をしっかり見積もっておく必要があります。

最近では、SNS広告に特化した広告代理店も多いです。

専門性が高い広告代理店を選べば、よりリーズナブルな費用でSNS広告を出せる可能性もあります。

もちろんどの代理店に依頼するか、実績などをしっかり見極めて検討することが欠かせません。

SNS広告とリスティング広告の違い

SNS広告と並び、Web上の広告で多くの企業で活用されているのがリスティング広告です。

リスティング広告は、Googleなどの検索画面で「広告」として表示されます。

こちらも少ない予算からフレキシブルに広告を出せ、ネットユーザーに見てもらえる可能性が非常に高い広告である点は共通です。

予算に余裕のある大企業では、両方の広告を活用しているところもあります。

SNS広告とリスティング広告の違いについても、よく理解しておきましょう。

発信した広告をシェアしてもらえる

SNS広告がリスティング広告と比べ優れている点は、広告をシェアしてもらえる点です。

特にFacebook・Twitterなどではユーザーが広告を良いと思った場合、積極的にシェアしてくれるケースも多く見られます。

リスティング広告はシェアされることがなくテキスト表示のみです。

広告の文面に強い興味をもってもらわなければなかなかユーザーを目的のページへ誘導できません。

そのかわりユーザーの属性を年齢・性別などではなく「検索キーワード」で絞れるので、ほぼ確実に広告に興味のある方に見てもらえるメリットがあります。

特定の分野に興味・関心のある方のみに絞って広告を打ちたいと考えるなら、SNS広告ではなくリスティング広告を選ぶのも手です。

課金タイミングを設定できる

SNS広告は課金発生のタイミングを設定できるので、ユーザーがしっかり広告を見てくれたときだけ費用を支払うという形にできます。

リスティング広告はクリック課金(ユーザーがクリックしたタイミングで課金)なので、課金のタイミングをコントロールしにくいといえます。

SNS広告の主な課金タイミングは、クリック課金のほかにインプレッション課金(広告が表示された際に課金)・インストール課金(アプリがインストールされた際に課金)・動画視聴課金(動画が再生された・一定時間視聴された際に課金)などです。

目的に応じて課金タイミングを設定できれば、かなり費用対効果の高い宣伝計画を立てられます。

ただし広告を出すSNS媒体によって、選択可能な課金タイミングに違いがあります。

SNS広告には種類がある

現在日本でユーザー数の多い「四大SNS」は、Facebook・Instagram・Twitter・LINEです。

それぞれユーザーの属性や広告がどのような形で表示されるのか、かなり大きな違いがあります。

SNS広告を検討するのなら、まずこれらの媒体の特徴について知っておくこと必要があります。

実際にSNS広告を出す際にも、選択肢の筆頭になる可能性が高いでしょう。

代表的なSNS媒体の広告については、以下の各ページで解説しているので参考にしてください。

Facebook広告

Facebookは実名登録が基本という特色があり、ビジネス面でも多くの方が利用しているSNSです。

ユーザーの登録情報が詳細にわたっており、日本だけでなく海外にも宣伝チャンスが得られるのも強みといえます。

これまで多くの企業がFacebookでの宣伝に成功してきました。

利用しているユーザー層の属性を理解できれば、効果の高い広告を打つことも可能です。

詳しい内容については、こちらの「Facebook広告とは」を参考になさってください。

https://promotion-chikara.com/article/306071

Instagram広告

InstagramはSNSの中でも、とりわけビジュアル面に特徴のあるSNSといえます。

「映える」という言葉も、まず「インスタ映え」がイメージされるほどです。

芸能人など「インフルエンサー」の影響力が非常に強い点も見逃せません。

ビジネスよりカジュアルな用途で使うユーザーが多いなど、かなり特徴的な点が多い媒体なので、広告の種類によっては高い宣伝効果も期待できます。

詳しい内容については、こちらの「Instagram広告とは」を参考になさってください。

https://promotion-chikara.com/article/306069

Twitter広告

Twitterを広告媒体という観点で見れば、検索キーワードなどのユーザーの興味・関心でターゲッティングしやすい点が特徴にあげられるでしょう。

リツイートなどによる拡散可能性もかなり期待でき、活用次第で非常に多くの方が広告を目にする可能性もあります。

一方、Twitterは「炎上」といったネガティブなキーワードが聞かれることも少なくありません。

デメリットにも留意しながら、上手に広告を出す津費用があります。

詳しい内容については、こちらの「Twitter広告とは」を参考になさってください。

https://promotion-chikara.com/article/306068

LINE広告

現在最も多くの日本人が利用しているSNSはLINEであり、その高い宣伝効果に着目している企業は非常に多いです。

コミュニケーション・連絡ツールとして生活に欠かせないほどの存在になりつつあるため、LINEを使っているうちに自然と広告が目に留まることもあります。

多くの方に広告を見てもらいたいと考えるなら、LINEは有力な媒体の1つであることは街が内々でしょう。

詳しい内容については、こちらの「LINE広告とは」を参考になさってください。

https://promotion-chikara.com/article/306070

SNS広告を成功させるために

SNS広告は、ただ闇雲に広告表示させたり、表示させただけで効果計測したりしなければ高い効果は得られません。

成功させたいのなら、どういった層をターゲットにするのか明確に決め、表示させるごとに効果計測するのが重要です。

それができれば、狙った層に合わせた広告表示ができるので、費用対効果を上げられます。

何より、効果計測して分析を繰り返せば、質の高いSNS広告を作成できるのです。

ここでは、ターゲットを明確にする、具体的な効果計測をすることについて解説していきます。

ターゲットを明確にする

ターゲットを明確にすれば、費用対効果があげられます。

SNS広告は、ユーザーの属性がはっきりしているので、精度の高いターゲティングが行いやすいのです。

そのため、自社商品を認知させたい層を決めるだけで、反応率の高い広告が表示できます。

たとえば、Twitterであれば、特定アカウントのフォロワーへのSNS広告表示が有名です。

Webライター系インフルエンサーのフォロワーであれば、「ライターに関して興味がある層なのだな」と推測できます。

そうすれば、ターゲットに合わせた広告を表示するだけで、高い反応率を得られるのです。

豊富なターゲット設定ができるSNS広告だからこそ、自社商品を認知させたい層をきちんとターゲティングするのが大切です。

間違っても、ターゲットを決めずに広告表示してはいけません。

具体的な効果計測をする

表示したSNS広告がどれほど効果が出ているのか、CTR、CV数、CVRなどの数値で具体的に効果計測すれば、今後の広告の方針が決めやすいです。

何より、方針が決めるとターゲティングもしやすいので、費用対効果を上げられます。

ちなみに、CTRはクリック数、CV数は成果達成数、CVRは成果達成率を指します。

効果測定の種類は、認知・誘導・獲得の3種類です。

認知では「どれくらいのユーザーが広告を見てくれたか」を測定できます。

誘導なら「Webサイトにどのくらい訪問してくれたか」、獲得なら「どれくらい購入・登録してくれたか」です。

SNS広告は、広告表示しただけでは高い効果を得られません。

必ず効果計測して、費用対効果はどうか、ターゲティングが間違っていないか分析しましょう。

まとめ

SNS広告のメリット・デメリットやリスティング広告との違いについて紹介してきましたが、いかがでしたか。

SNS広告はすでにさまざまな業界で利用されるようになっており、最も影響力が強い広告手段の1つです。

上手にSNS広告を活用できるかどうかで、企業イメージや業績にまで大きな影響も出てきます。

これまで上手に利用できていなかったと感じるのであれば、一度広告の出し方や出稿する媒体を見直してみてはいかがでしょうか。

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