作成前に必ず確認!Instagram広告の気になる入稿規定は?

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はじめに

Instagramは、広告配信のマーケットとして重要なSNSの1つです。

日本の利用者数は3,300万人を突破しており、人口の4人に1人がInstagramを利用しているということになります。

ユーザーは主に10代〜30代の若年層が大半を占めていますが、40代以上にも広く普及しており、性別・年齢問わず利用者はさまざまなため、広告も多くの方の目にとまることでしょう。

今回は、Instagramで広告を出す際に気になることや、広告の入稿規定などをご紹介します。

広告のサイズ規定や種類について知りたい、また、どんなメリットがあるのか気になっているという方は、ぜひ参考にしてください。

Instagram広告の配信箇所

Instagramで広告が配信される箇所には、フィード、ストーリーズ、発見タブの3種類があります。

フィードとは、Instagramを開いたとき最初に表示されるホーム画面のようなもので、上下のスクロールでタイムライン上の投稿を閲覧できる場所です。

また、フィード上部に並んでいるアカウントの丸いアイコンをタップすると、15秒程度の動画が表示されます。

これをストーリーズといい、日本のユーザーはストーリーズ使用率が非常に高いので、広告の目的に合わせうまく活用してください。

発見タブとは「いいね」や「保存」の履歴に基づいた投稿を表示させるもので、主にほかのユーザーやハッシュタグなどを検索する際に使用する箇所です。

それぞれに利用できるフォーマットは異なるので、おおまかな傾向を把握したうえで、最適な広告を用意するのが重要でしょう。

Instagram広告の入稿サイズとは?

Instagram広告といっても、その種類はさまざまです。

もっとも一般的な広告は、写真のみのシンプルなものや、ストーリーズに表示される動画形式のものでしょう。

しかし、日常的に必ず目にしている身近な広告でも、実際に作成するとなると「どのようなサイズで作成すればいいのか、またテキストやハッシュタグはどうすればいいのか」という疑問がつきません。

魅了的な広告を作成するためにも、まずはルールをしっかりと把握することが大事です。

広告の種類ごとに入稿サイズなどをご紹介しますので、作成時にお役立てください。

写真広告

フィード、ストーリーズ、発見タブすべてで表示され、正方形・縦長・横長いずれか1枚の画像に、テキストやハッシュタグを加えたものになります。

サイズ規定は画像のフォーマットによって異なり、最小サイズは、正方形で600×600px、縦長で600×315px、横長だと600×750px、最大サイズはいずれも1936×1936pxです。

画像のファイル形式は「JPG(JPEG)」または「PNG」にしてください。

テキストの最大文字数は2200文字、最大ハッシュタグ数は30個となっています。

しかし、フィードで表示されるテキストは最初の2行までとなっており、全文は表示されません。

1行30文字程度なので、重要なフレーズは冒頭にもってくるとよいでしょう。

アカウントのフォロー数が多いほどタイムラインではほかの投稿に埋もれてしまう可能性もあるので、素通りされないようなインパクトのある広告を作る工夫が必要です。

動画広告

フィードのタイムライン上では、動画投稿が表示された場合、自動再生されるようになっています。

これは広告であっても変わりません。

投稿と投稿の間に広告が表示されると自動的に動画が再生されるので、よりユーザーの注目も集めやすくなるでしょう。

動画ファイル形式は「MP4」「MOV」または「GIF」を推奨とし、1秒〜120秒までの動画を作成できます。

また、最大ファイルサイズは4GBです。

秒数が規定の範囲内であっても、ファイルサイズがオーバーしてしまうと入稿できないので注意してください。

ハッシュタグ数は最大30個で、フィードや発見タブで表示する動画広告の場合、最大・最小サイズともに正方形・縦長・横長すべて写真広告と同じです。

ただし、動画内にテキストを挿入する際はテキスト配分を20%以下にする必要があり、20%以上になると広告表示の回数は減少してしまいます。

動画広告の作成時には、ファイルサイズとテキスト配分に気をつけましょう。

カルーセル広告

カルーセルとは、回転台や回転木馬などの意味をもつ単語で、複数枚の画像を左右にスライドさせ表示を切り替える機能のことを指します。

フィード上では1つの投稿につき3枚〜10枚まで画像や動画を表示でき、画像ごとにリンクも設定できます。

複数の商品を紹介したいときや、サービスの魅力・使い方などをさまざまな角度から伝えたいときに役立つでしょう。

また、写真と動画を複数組み合わせることも可能なので、商品のイメージに合わせて写真と動画をうまく使い分けると、より印象深い広告となるのでおすすめです。

推奨されているサイズは、写真・動画ともに正方形の1:1、サイズは1080×1080px以上となっています。

写真広告と動画広告の規定に基づき作成したものを3枚以上組み合わせてください。

ストーリーズ広告

ストーリーズはフルスクリーンで表示されるため、引き込まれるかのような没入感とダイナミックさが魅力です。

ゲーム動画や楽曲紹介、スポーツ関連の動画作成など、動きのあるものは特にインパクトを残しやすくなるでしょう。

写真や動画と同様に、ストーリーズでも正方形や横長などのサイズでも作成できますが、おすすめはフルスクリーン表示となる9:16の縦長サイズです。

最大ファイルサイズは、動画なら4GB、写真は30MBまでとなっており、推奨サイズは1080×1920pxです。

カルーセル表示も可能で、この場合最大3つまで動画や写真を設定でき、動画の場合は1つにつき最長15秒間表示されます。

また、ストーリーズでは、テキスト配分を20%以下にするというルールは存在しません。

動画広告ほど気にする必要はありませんが、情報量が多すぎるとユーザーに伝えたいことが伝わる前にスキップされる可能性もあるので、入れすぎには十分注意してください。

コレクション広告

カバー画像といわれるメインの画像や動画の下に商品を並べて表示することができ、商品をタップすると、カタログのようにアイテム一覧を展開するのがコレクション広告です。

Instagramのアプリ画面から商品の詳細を閲覧できたり、直接商品を購入したりすることもできるので、ブラウザなどの別画面を開く必要はありません。

ユーザーにとっては、画面遷移のちょっとしたストレスを軽減できるというメリットがあります。

フィード、またはストーリーズでの表示になるため、フィードなら正方形、ストーリーズであれば縦長サイズで作成するようにしましょう。

見出しは最大40文字まで、メインテキストは125文字以内に収めてください。

カバー画像と商品の間に表示されるのが見出し、カバー画像の上に表示されるのがテキストです。

また、フィードではテキストのみ、ストーリーズでは見出しのみが表示されるので、すべてに広告を配置する場合はどちらも入力するとよいでしょう。

インスタントエクスペリエンス広告

以前はキャンバス広告という名称でしたが、2018年9月にインスタントエクスペリエンス広告に変更されました。

これは、モバイル向けの広告フォーマットで、Instagramアプリで広告をクリックすると、ブラウザ遷移せずにアプリ内で広告の詳細がフルスクリーン表示されるというものです。

前述のように、コレクション広告はこのインスタントエクスペリエンス機能を利用しているため、アプリ内で操作が完結するようになっています。

インスタントエクスペリエンスにはテンプレートが用意されており、広告の目的や種類に合わせたものを選べば簡単に設定・作成できるでしょう。

細かい設定や、より多彩なレイアウトをしたいという場合は、カスタムテンプレートを選んでください。

また表示速度が速いので、標準的なウェブページよりも最大で10〜15倍ほど速く読み込めるという特徴もあります。

Instagram広告の特徴

Instagram広告は、性別や年齢、ライフスタイルなど、ユーザーの興味や関心に合わせて細かく設定できます。

ターゲットにしているユーザー層を絞り込めるので、精度の高いターゲティングをできるというのが大きな強みでしょう。

最近ではネットショッピングの場としての利用も増えてきているため、広告であっても商品を身近に感じてもらえるメリットもあります。

広告の特徴などについての詳細が載っている「Instagram広告とは」という記事もご用意しています。

「もっと広告について知りたい」という方は、ぜひそちらもご確認ください。

まとめ

ここまで、Instagramの広告についてご紹介しました。

普段、何気なく目にしている広告も、どのような意図があって表示されているのか、また、特徴やメリットなどもさまざまであるとわかったのではないでしょうか。

ユーザーにとって印象深い広告を作成できれば、届けたいメッセージの幅はどんどん広がっていきます。

商品をより多くのユーザーに知ってもらうためにも、スムーズな作業は必須です。

広告作成前に、再度入稿規定をしっかりと把握しておくことが重要となるでしょう。

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