作成前に必ず確認!LINE広告の気になる入稿規定は?

作成前に必ず確認!LINE広告の気になる入稿規定は?

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

はじめに

LINE広告はインターネットやスマホの使用時に見かける機会も多く、昨今では有力な広告媒体の1つとなっています。

幅広い層に利用されるサービスで表示されるため、新規顧客の開拓にも大きな力を発揮します。

新しいサービスや商品の宣伝を行う際、最初にLINE広告を利用することは有力な選択肢の1つといえるでしょう。

しかし実際に広告を出す場合には広告の種類をきちんと理解し、それぞれの規定に沿ったサイズや仕様で入稿をしなくてはいけません。

LINE広告にはどのような種類と特徴があるのか確認してみましょう。

LINE広告の配信箇所

LINE広告はその名のとおり、LINEのサービスを利用する際に表示される広告です。

LINEではトークリストやタイムラインに広告が表示されます。

また、LINE広告はメッセージアプリのLINEだけで配信されているわけではありません。

毎日少しずつ漫画が読める「LINEマンガ」、さまざまなジャンルのホットな話題が配信される「LINE NEWS」、送金や支払いが簡単になる「LINEウォレット」、手軽な情報発信が可能な「LINE BLOG」など、多くの関連サービスでLINE広告は表示されています。

また、LINE広告ネットワークのシステムを利用すれば、LINE以外のサードパーティーアプリにも広告の表示が可能です。

このようにLINE広告は幅広い配信箇所をもち、多様な層へのアプローチができます。

LINE広告の入稿サイズとは?

LINE広告はクリエイティブと呼ばれる画像とタイトル、そして広告内容の詳細を記述したディスクリプションで構成されています。

このなかで特に視認性が高く広告の中心となるのがクリエイティブです。

クリエイティブには6種類の形式が存在しており、それぞれ入稿サイズは異なっています。

なお、すべての形式で入稿する必要はなく、特に効果的だと思う配信形式を選択して入稿をすることも可能です。

ここからは具体的にどのようなクリエイティブ入稿サイズが存在し、それぞれどのような特徴があるのかを見ていきましょう。

Card

Cardは16:9のアスペクト比で作られたクリエイティブであり、静止画と動画を表示させることが可能です。

動画の場合は16:9のアスペクト比、画像では1,200×628pixelのサイズで入稿するのが推奨されています。

Cardは横長のクリエイティブが表示される馴染み深い広告の形態であり、トークリスト上部の表示やLINENEWS、LINEマンガ、LINEウォレットなどほとんどの関連サービスで掲載が可能です。

そのため、LINE広告に出すクリエイティブの形式で悩んでいるという場合は、まずはこのCardと次に紹介するSquareを入稿し、必要に応じて他の形式も準備をするとよいでしょう。

なお、Cardに限らず画像を入稿する際の形式は「JPG(JPEG)」か「PNG」、ファイルサイズは5MB以下と規定があります。

Square

Squareは1:1の比率である正方形の静止画や動画を表示可能なクリエイティブです。

Squareを使用する場合は動画では1:1のアスペクト比、画像では1,080×1,080pixelのサイズで入稿することが推奨されています。

SquareはCardに比べ、広告が画面を占める比率が高く、ユーザーの目に留まりやすいのが特徴です。

また、正方形の画面により横長の画面では難しかった表現も可能です。

Card形式では宣伝内容の魅力を伝えきれない場合、あるいは多くの情報を伝えたいという場合はSquareを用いるのが効果的でしょう。

こちらもCard同様に対応している配信箇所が多いため、どのクリエイティブを利用しようか選択に迷った場合はおすすめの形式です。

Vertical

Verticalはこれまでの2つと違い動画専用のクリエイティブです。

Verticalに使用する動画は9:16のアスペクト比で入稿する必要があります。

主にLINEメッセージアプリのタイムライン上に表示されるクリエイティブで、普段は2:3の大きさですが、ユーザーがタッチすると9:16の比率に拡大表示されます。

9:16の大きさになるとスマートフォンの大部分を占めることになるので、視覚的なインパクトはもっとも大きなクリエイティブといえるでしょう。

大きなインパクトを与えられるVerticalですが、入稿する際は2:3の比率で表示されることも意識しなければいけません。

9:16だけを想定して動画を作成すると字幕や商品が見切れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

Carousel

Carouselは最大10枚の画像をスライド形式で順番に表示可能なクリエイティブです。

使用できるのは画像のみで、入稿の形式はSquareと同じ1,080×1,080pixelが推奨されています。

単に画像を順番に表示できるというだけでなく、画像それぞれにタイトルやディスクリプション、リンク先のアドレスを設定できるのが大きな特徴です。

そのため、複数のデザインがある商品の宣伝やカタログの商品を多く紹介したい場合に有効なクリエイティブといえるでしょう。

CardやSquareよりも配信箇所は限定されますが、LINE Dynamic Adsに対応しているのでユーザーのWeb閲覧履歴に基づいた関連性の高い広告が表示可能なのも大きな強みの1つです。

画像+テキスト

画像+テキストはその名のとおり画像とタイトルを表示するクリエイティブ形式です。

入稿する動画のアスペクト比はCardやSquareに近く、1,200×628pixel、1080×1080pixel、600×400pixelのなかから選択可能です。

配信箇所はメッセージアプリのトークリストのみと限定的ですが、アクティブなユーザーが多いため目につきやすい広告の1つといえます。

トークリストにはCardやSquareの形式も配信されますが、画像の小ささやテキストの省略により宣伝効果が落ちる場合もあるので、必要に応じてこの形式を個別に入稿するとよいでしょう。

ほかのクリエイティブと違って、ディスクリプションは表示されません。

インパクトのある画像とタイトル選定が重要な形式です。

動画リワード広告

動画リワード広告はアプリ内でなんらかのインセンティブを得る際に表示されるクリエイティブ形式です。

使用できるのは動画のみですが、16:9、1:1、6:4などさまざまなアスペクト比で入稿が可能です。

この形式はLINE広告ネットワークで連携したサードパーティーアプリにも多く配信されており、企業の運営する大規模なアプリから、個人製作のゲームアプリまで、さまざまな場面でユーザーの目に触れることになります。

年齢や性別、興味関心、地域といったセグメント分類によるターゲッティングをしているので、広告内容と関連の高いユーザーにピンポイントで情報を届けられます。

また、インセンティブを目的として動画を一定時間視聴する可能性が高いことから、ブランディングやターゲット層の把握にも役立つ形式といえるでしょう。

LINE広告の特徴

LINE広告はLINEの関連サービスに限らず、さまざまなアプリに一括して広告を掲載すれば、学生層、主婦層、中年層など異なったターゲットへの幅広いアプローチができます。

そして入稿形式も静止画や動画、アスペクト比など豊富に用意されており、宣伝内容に適した選択が可能です。

また、一部の業種や商材に関する広告、特定の表記や表現は配信を制限されています。

広告全体の質を保ちながら多様なアプローチを可能にしているのがLINE広告の特徴といえるでしょう。

まとめ

今回はLINE広告で用意されている6種類のクリエイティブと、それぞれの入稿規定を紹介しました。

メディアの形式やアスペクト比など、クリエイティブごとに推奨されている規定は異なるので入稿の際は注意してください。

これらのクリエイティブの特徴を把握し有効活用することで、より多くの層に効果的に広告を届けられるでしょう。

LINE広告そのものついての詳細な解説は別の記事を用意しました。

LINE広告について興味がある方は、ぜひこちらもご確認ください。

→「LINE広告とは」

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます