Webページのヘッダーとは?重要な理由やNG例を徹底解説!

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はじめに

普段何気なく見ているWebサイト、あなたはその構造や役割について考えたことはあるでしょうか。

この記事では意外と知られていない、「ヘッダー」の重要性やNG例を解説します。

ヘッダーをきちんとデザインできれば、サイトの見た目を統一できるだけでなく、ユーザーの購買行動にもつながるでしょう。

一方、注意しないと逆にWebページが使いにくくなってしまい、アクセス数が落ちる原因にもなります。

そこで魅力的なヘッダーにするためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

Webページのヘッダーとは

まずはWebページのヘッダーのデザイン、ヘッダーが持つ機能や役割について説明します。

ヘッダーとは、Webページの上部に表示されるロゴやサイトタイトルのことで、基本的にどのページにも表示されるものです。

デザインの一部としてWebページの見た目を統一するだけでなく、電話番号や主要ページのリンクを載せたりすることもできます。

自分が今どのページを見ているのかをわかりやすくする目次や地図としての役割もあると言えるでしょう。

ちなみに、Wordなどで作成する文書の上部に会社名や文書名などを表示する部分もヘッダーと呼ばれますが、今回はWebページに限定して解説します。

Webページにヘッダーが重要な理由

普段何気なく目にしているヘッダーですが、なんのためにあるのか気にしたことはあるでしょうか。

そこで、魅力的なWebページにするためにも、ヘッダーが重要な理由を知っておくと良いでしょう。

ヘッダーには、サイトの統一感を出すことでユーザーに認知してもらうとともに、有効なリンク配置によってCVにつなげる役割があります。

これらの理由を知っておくと、ページに込められた作り手の意図にも気づけるでしょう。

意外と知られていないこれらのポイントについて詳しく解説します。

サイトの認知度につながる

まずヘッダーは、掲載されているサイトの認知度を向上させるうえで重要な役割を持っています。

ヘッダーに企業のロゴやサイト名を載せることによって、サイトを利用しているユーザーに印象づけられるからです。

ヘッダーはWebページの最上部にあるため、最初にユーザーの目に留まる可能性が高いと言えます。

目にする回数が単純に多いため、ヘッダーはサイトの中でもユーザーの記憶に残りやすい部分でしょう。

そこで、ヘッダーに印象的な企業のロゴやサイト名を載せることでそれを記憶してもらえれば、結果として認知度向上につながるのです。

このように、まさにサイトの顔とも言えるヘッダーのデザインに時間や労力を割くのは、十分に意味のある投資でしょう。

サイト内の統一感を出す

Webページにヘッダーが必要とされているのは、サイト内の統一感を出すという役割もあります。

どのページにも同じヘッダーが使われていることで、サイト内の統一感が生まれてストレスなくサイトを利用してもらえるからです。

通常、企業のサイトにはトップページや理念、業績やサービス内容などさまざまなページがあります。

内容によっては写真が多くなったり、文章が多くなったりと、情報量に差が生まれてしまうでしょう。

ページによっては素材の配置も異なるため、一見すると同じ企業のサイトとわからなくなるかもしれません。

そこで、ページの上部に同じヘッダーが使われていることで、ユーザーに同じサイトにいることを意識してもらえるのです。

また、自分が今どこのページにいるのかを確認するための目次としての機能も果たすでしょう。

CVにつながる

効果的なヘッダーは見栄えを良くすることやサイトや企業の認知度を上げるだけでなく、CVというユーザーの行動にもつながります。

CVとはコンバージョンの略で、商品やサービスの購入や相談、見積もりなど、運営側が目標とするアクションを起こしてくれる状態です。

企業がWebページを作るのは宣伝をすることや人気を得たいだけではなく、その先にはユーザーになんらかの行動を促す意図があります。

つまり、CVの数値が上がることは、良いWebサイトであることの証明とも言えるでしょう。

ここで、ヘッダーに電話番号や見積もり相談へのリンクを貼ることでCVにつながりやすくなります。

また、このほかにも商品の紹介や購入ページなどの主要なリンクを貼ることで、ユーザーを誘導しやすくなるでしょう。

魅力的なヘッダーにするには

ヘッダーがWebページにとって重要な役割を果たすことが理解できたかと思います。

それでは、どのようにすれば魅力的なヘッダーを作成できるのでしょうか。

具体的にWebページを作るための記述習得はもちろんのこと、そのうえで心がけると良いことを2つ紹介します。

魅力的なヘッダーにするためには、ヘッダーの目的を明確にしたうえで、ユーザー目線で考えることがポイントです。

まだページを作っていない場合だけでなく、すでに作成していても、ぜひこれらの視点で見直してみましょう。

ヘッダーの目的を明確にする

まずヘッダーを魅力的にするうえでは、目的を明確にしておくことが非常に大切になるでしょう。

先ほども解説したように、ヘッダーにはさまざまな役割があるため、どれを重視すべきか明確にしておく必要があります。

たとえば、ユーザーの購買や見積もりにつなげたいのであれば、CVにつながるリンクを貼る必要があります。

また、サイトの認知度を上げたいのであればロゴや画像に力を入れるなど、目的によってヘッダーの使い方はさまざまです。

しかし、多くの場合デザインと機能は両立することはなく、すべてを満足するヘッダーは存在しません。

Webページのテンプレートを利用していることも多いかもしれませんが、目的に応じてデザインなどを多少変更しましょう。

ユーザー目線になって考える

またWebページ全体を使いやすくするうえでは、ユーザー目線になって考えてヘッダーを整備することも重要です。

どんなにデザイン性に優れたWebページであっても、アクセスしたいページにすぐたどり着けなくては意味がありません。

また、機能性を重視した結果、読み込みに時間がかかってしまってはCVにつながらないでしょう。

このように、作り手が満足できるかどうかと同じくらい、ユーザーが使いやすいかどうかは大切な要素です。

たとえば、パソコンやスマートフォンなどのデバイスに合わせてレスポンシブ対応されているヘッダーはモバイルユーザーの利便性を上げることにつながります。

また、ユーザー目線で考えることはSEO対策にもつながるため、検索エンジンにおいて上位表示を狙うこともできるでしょう。

WebページのヘッダーのNG例

ここまで、Webページにおけるヘッダーの役割と魅力的なヘッダーにするためのポイントを解説しました。

しかし残念なことに、インターネット上にはあまり好ましくないヘッダーも多く見られます。

これらのヘッダーを使ってしまうとサイトの見栄えが悪くなるだけでなく、ネットリテラシーがないと思われてむしろ評価を下げてしまうかもしれません。

Webページを作る時はテンプレートを使うことも多いと思いますが、NG例に当てはまるヘッダーはそのまま使わないように注意しましょう。

ページによってヘッダーを変える

まずページごとにヘッダーを変えることは、ヘッダーの意味を成さなくなってしまうので絶対に避けましょう。

ヘッダーが異なるとサイトの統一感が失われてしまい、サイトの認知度も下がってしまいます。

また、ユーザーがどこのページにいるのかわからず、使いにくいサイトになっていしまうでしょう。

特に、Webページ全体が完成した後に一部のページに変更を加える時には注意が必要です。

その際にヘッダーを編集した場合には、すべてのページに変更を加えなくてはいけません。

これらの作業は手間が多く、ミスを防ぐためにもWordPressなどのソフトウェアの活用を検討しましょう。

商品購入など特別なページには、あえてヘッダーを付けないことで印象づけるという手段も考えられますが、これは多用しないほうが無難です。

要素を詰め込みすぎない

ヘッダーに多くの役割を持たせようとして、要素を詰め込みすぎてしまうこともNGな例の一つと言えます。

多くの機能を持たせようとしてしまうと、サイトの見栄えが悪くなってしまうからです。

たとえば、伝えたいことが多いからキャッチフレーズを多用することや誘導へのリンクが多すぎるのは良くないでしょう。

見る気が削がれるようなヘッダーだとサイトの認知度が上がらず、結果としてCVにもつながりません。

これを避けるためにも、サイトの大枠を決める段階でヘッダーの目的を明確にする必要があります。

ヘッダーに持たせられない役割は、サイト全体で補完するように設計するのが効果的です。

たとえば、ヘッダーのデザイン性を重要視する場合には、CVを狙うためのリンクはフッターやサイドバーに載せるのもありでしょう。

ヘッダーを無理に固定しない

ページをスクロールした時に、ヘッダーが無理に固定されてしまっているのもNG例と言えるでしょう。

もちろんヘッダーがページの上部に固定されていると、ほかのページへの遷移が楽になることもあります。

また、サイトや企業のイメージを残しやすく、認知度向上には有効なこともあるでしょう。

しかし一方で、一度に閲覧できる面積が減ってしまうため、サイトが見づらくなってしまうおそれがあります。

特にスマートフォンなどで閲覧する場合に、ヘッダーが固定されていると閲覧性が大幅に損なわれてしまうでしょう。

ユーザーに使いにくいと感じられてすぐに離脱されてしまっては、CVにもつながりません。

ある程度スクロールしたら固定が解除されるなど、サイトの状況を見て判断すると良いでしょう。

まとめ

この記事ではWebページにおけるヘッダーの役割の重要性と魅力的なヘッダーにするためのポイントについて解説しました。

ヘッダーはサイトのデザインを統一させるだけでなく、認知度を上げるため、CVにつなげるために非常に重要です。

しかし、要素を詰め込みすぎた場合や無理に固定してしまうとサイトが使いにくくなることもあります。

目的を前もって決め、ユーザー目線に立って使いやすくて印象的なヘッダーを作成しましょう。

この記事が、あなたのお悩み解決に少しでも役立てばとても嬉しいです。

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